メルマガnano2biz第18号をお届けします。
NYダウ工業株30種は1万6000ドル台と過去最高を更新、日経平均も1万5000円台回復と日米の株式の世界は景気が良いようです。我が国の失業率は4%、目標の2%には達しないが0.9%の物価上昇、そして賃金上昇に取り組む企業の増加とアベノミクスは順調に進んでいるようです。その一方で米国のQE3の継続、欧州はECBの利下げ、新興国経済の成長率低下、特に中国のバブル崩壊予想など不安な要因も多いようです。
こんな時には、グリーン、ライフなどの課題解決に向けた地道な取り組みに集中する方が無難かと考えられます。
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nano2biz News
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◆技術開発動向
■ 従来の数万分の1の触媒量で機能するパラジウム触媒を開発
〜大規模な化学プラントでも実用可能な触媒へ〜 理化学研究所、科学技術振興機構、九州大学は、有機太陽電池材料や医薬品の合成に使用可能で、高効率な触媒反応を示す「シリコンナノワイヤーアレイ担持パラジウム触媒」の開発に成功しました。 これまでパラジウムを用いたクロスカップリングでは、高価なパラジウムを大量に使用する方法しか確立されていませんでしたが、微量で機能する触媒が開発できれば、低コスト化や省資源化、レアメタルへの依存低下につながります。 今後、さらに触媒の改良が進むと、大規模な化学プラントで実用可能な触媒へと発展していくことが期待されます。
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20131115-2/index.html
■ ガラス基板上で配向を自在に制御したペロブスカイト酸化物結晶薄膜の成長に成功
〜2次元ナノシートで、単結晶基板が不要な高品位薄膜配向制御を実現〜
NIMS 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点の研究グループが、ガラス等の任意の基板の上に、重要な機能性材料であるペロブスカイト型酸化物の高品質薄膜を望みの方向に向けて配向成長させることを可能とする新技術の開発に成功しました。
「これまで不可能であったガラスやプラスチックといった汎用基板を利用できること、ナノシートの基板表面の被覆は室温溶液プロセスで行うことができることから、安価で普遍性の高い新技術といえ、MEMS、センサーなどへの応用技術に大きな波及効果、技術革新をもたらす可能性がある」とのことです。
http://www.nims.go.jp/news/press/2013/11/p201311220.html
■ 参考 日経BP記事紹介
「えっ、東芝が農業?〜電機大手が現場を活性化させるカギ〜」
俄かに、TPPで注目される農業分野。 東芝、富士通、NEC等のIT関連企業は農業分野の高度化、高付加価値化に取り組んでいます。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20131025/255064/?mlmag
◆イベント・セミナー等の紹介
■第4回つくばイノベーションアリーナ(TIA-nano)公開シンポジウム
−「つくば」から未来の産業へ− TIA-nanoの産業化に向けた研究成果の紹介とTIA-nano中核4機関トップと産業界の代表によるパネルディスカッション等を通じて、TIA-nanoが産業界と共に目指すイノベーションの将来像およびTIA-nanoが果たすべき役割と方向性についての広汎な議論があり、その後、意見交換の場も準備されています。 ◇開催概要 日時:平成25年12月16日(月)
場所:イイノホール&カンファレンスセンター4階
東京都千代田区内幸町2丁目1-1
霞ケ関駅から徒歩1分
内容:講演会 10:00〜17:50(受付開始 9:30)
ポスターセッション 12:00〜16:00(コアタイム 12:15〜13:15)
意見交換会 18:00〜19:30 参加費用:講演会、ポスターセッション:無料
意見交換会:参加費3000円
詳細及び参加登録
http://tia-nano.jp/events/2013/1216.html
■KEKフォトンファクトリーの産業利用【課題募集】
〜先端研究基盤共用・プラットフォーム形成事業〜 KEK(高エネルギー加速器研究機構)がフォトンファクトリーの産業利用のトライアルユース課題を募集しています。この事業は、フォトンファクトリー(PF;高エネルギー加速器研究機構放射光科学研究施設)の放射光を用いた材料評価・解析技術(XAFS、蛍光X線分析、イメージング、トポグラフィー等)を産業界の研究開発に活用していただくことを目的としています。 特にこれまで放射光利用に馴染みがなかった企業の方にも容易に利用していただけるよう、専任のスタッフが研究計画の策定、実験操作、データ解析・解釈等のお手伝いをします。これらの支援や研究施設の利用に関し、利用者の費用負担はありません。
http://tia-nano.jp/events/2013/1113.html
■ナノ材料科学環境拠点 シンポジウム<テーマ:“次世代蓄電池への挑戦”>の開催
設置以来4年間、環境・エネルギー問題の解決に資する新しいシーズ・新材料の創出を目指して研究活動を行ってきたナノ材料科学環境拠点の成果が紹介されます。 ◇シンポジウムの内容 ・研究事例の紹介・・・「全固体電池」および「リチウム空気電池」の最新の成果
・特別講演・・・東京大学大学院橋本和仁教授「次世代蓄電池研究への期待」 ・国内外の研究動向・・・首都大学東京大学院 金村聖志教授(GREENリーダー) 「革新電池の技術課題とその可能性」 ・「米国における動向」・・・米国エネルギー省「エネルギー貯蔵研究ハブ」研究担当副拠点長のDr. Markovic(アルゴンヌ国立研究所) ・「企業動向」・・・トヨタ自動車株式会社の岡島博司氏 ◇ 開催概要 開催日: 2013年12月20日(金)13:00〜17:40 (懇親会 17:45〜19:00、場所:学術総合センター3階 食堂) 会場:一橋講堂(学術総合センター2階) 参加費:無料
http://www.nims.go.jp/GREEN/01news/event/2013/006.html
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