第5号(2013/04/26
(金))
メルマガnano2BIZ第5号をお届けします。 三寒四温とはよく言ったもので不順な天候が続いていますが、安倍政権の施策はこれまでの結果を見ると、円安傾向の為替、輸出関連企業の業績回復、株高など順調に進んでいるようです。しかし、新聞等に見る昨今の設備投資は海外立地が多く、貿易収支の赤字も続いています。やっと、参加が認められたTPPも情報不足で我が国にとっての損得がはっきりと見えてきません。肝心の「成長戦略」もこれからの策定になります。 やはり企業人としては神様、仏様、安倍様ではなく、安倍政権の動きを注視しながら、自らの企業をグローバルな視点で見直し、自ら行うべきを粛々と行うしかないということでしょう。 |
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nano2BIZ News |
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◆東大の十倉好紀教授らは、銀ナノシートを有する層状化合物で超高電子移動度を実現。高性能の熱電変換素子開発が期待されます。 http://www.t.u-tokyo.ac.jp/epage/release/2013/2013042201.html ◆微生物科学研究所は、高性能で再利用可能な「ナノチューブ触媒を開発」し、効率的に医薬品合成に活用。 日本で生まれた2つの技術「次世代型不斉触媒」と「カーボンナノチューブ」を融合。 迅速で安価な医薬品合成への応用が期待されます。 http://www.jst.go.jp/pr/announce/20130422-2/index.html ◆京大の村田安二郎教授らが単結晶X線解析によるヘリウム原子の観測、ならびにヘリウム原子と窒素原子を同時に内包させたフラーレンの発生に成功。 内包フラーレンは、太陽電池、磁性半導体、量子コンピュータ等に応用が期待されており、多種多様な機能性化合物の開発に繋がる可能性があります。 http://www.kuicr.kyoto-u.ac.jp/a_topics/topics_130308.html ◆東大の片岡一則教授らは脳脊髄神経系へのメッセンジャーRNA(mRNA)送達 -新しい核酸医薬としてのmRNA治療応用に向けたデリバリーシステムを開発。 高分子ミセル型ドラッグデリバリーシステム(DDS)を用いた、mRNAの中枢神経系への安全な送達・機能発現に世界で初めて成功したものです。 http://www.t.u-tokyo.ac.jp/epage/release/2013/2013021501.html; ◆大日本印刷は、横浜国立大学、情報通信研究機構、東京大学と共同でナノレベルのランダムパターンで個体認証する技術「ナノ人工物メトリクス」を開発した。 今後は、小型の読取装置および読取照合アルゴリズムについても開発を進め、クレジットカード、ブランドプロテクションなどの用途で3年後の実用化を目指すとのことです。 http://www.dnp.co.jp/news/10082528_2482.html: |
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nano2BIZ Magazine |
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◆TIA-nano共用施設/「つくば」の先端機器を使ってみませんか? TIA-nano(つくばイノベーションアリーナナノテクノロジー拠点)の共用施設では、他所に無い最先端の共用施設、評価機器等の貸し出しも行っております。使用方法も分かり易く、教えてもらえます。気軽に連絡をしてみてください。 今回は筑波大学のマルチタンデム加速器です。これからも、種々の施設、機器を紹介して行きます。 『筑波大学マルチタンデム加速器施設の供用促進事業』 http://www.nbci.jp/nano2biz/read_pdf/uma/uma20130426_1.pdf ◆GEグローバル・イノベーション・バロメーター発表 GEが世界の経営者を対象に意識調査を行い、その結果を公表しました。 一橋大学イノベーション研究センターの米倉誠一郎先生の解説まで掲載されています。 正直に言って、グローバル企業としての格の違いを見せつけられたような気がします。 このレポートが示唆するところは、国際競争力ランキング調査で有名なIMD (International Institute for Management Development)、WEF(World Economic Forum)の調査結果や我が国の国内中心のアンケート、ヒアリング調査の結果と大きな変化はありませんが、世界の主要国の経営層に同時にヒアリングした結果であるという点で、他の調査より重いと考えられます。 日本の問題は、この結果から、失われた20年の間に失われた自信と、その間、変わらなかったイノベーションへの取り組み姿勢にあったということでしょうか。これからもイノベーションに取り組もうとされる方々に是非、ご一読いただきたいレポートです。 http://www.genewscenter.com/Content/Detail.aspx?ReleaseID=15951&NewsAreaID=2&ClientID=1 ◆【連載!神田のカルチェラタン】 編集長が語る…「コトづくりって、何?」 http://www.nbci.jp/nano2biz/read_pdf/uma/uma20130426_2.pdf
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