70号 2016/2/19(金)

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 「春一番」とくれば、キャンディーズ?
立春から春分の間に吹く春一番は、キャンディーズの歌の様に穏やかなものではなく、突風の様に強い南風になることが多いようです。雪崩災害や海難事故が起きたりもします。最近の関東では、よく竜巻が発生しますし、強風で京葉線、中央線や地下鉄東西線のダイヤが乱れることも多くなるのもこの時期です。

このところの株価の混乱が季節的変化で、気候変動で無ければ「泣いてばかりいたって、幸せは来ないから」と歌っておられるのですが。




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nanobiz News
◆技術開発動向
原子の瞬間移動のサブ・ナノメートルの分解能での実時間観測に成功

<概要>
 筑波大学数理物質系の長谷宗明准教授、産業技術総合研究所ナノエレクトロニクス研究部門のポール・フォンス上級主任研究員、弘前大学教育学部の島田透講師らの研究チームは、非常に強力な極短
X線パルスを発生するX線自由電子レーザー(XFEL)施設SACLAを用いてX線回折実験を行い、現在使用されている記録型DVDや次世代の不揮発性固体メモリーとして期待されている相変化メモリーの記録材料において、電子励起により駆動された原子の瞬間移動をサブ・ナノメートル以下の分解能で観測することに成功しました。
<今後の展開>
 本研究成果は、現状の相変化光記録膜や相変化メモリーの相転移過程がピコ秒の時間で起こりえることを示しています。また、近年、1ピコ秒以下で起こることが分かったGeTe/Sb2Te3超格子構造薄膜の相転移の観測にも本手法を適用できれば、現状のGe2Sb2Te5多結晶薄膜よりもさらに省電力かつ超高速の相転移を応用した新たな高速スイッチングデバイスの創製につながります。
 また、今回、固体薄膜試料において、SACLAがサブ・ナノメートル以下かつ1ピコ秒以下の空間・時間分解能で時間分解X線回折実験が可能であること実証できたことから、今後、さらに時間分解能を100fs以下にまで高めることができれば、さらに高速の相転移現象の観測が可能になり、さまざまな先端材料における構造相転移ダイナミクスの解明に繋がるものと期待されます。
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2016/pr20160213/pr20160213.html



がん治療に用いるイリジウム192密封小線源線量のトレーサビリティーを確立
~RALS(遠隔操作密封小線源治療)の照射線量の高精度化に寄与~

<概要>
 産業技術総合研究所分析計測標準研究部門放射線標準研究グループ 黒澤忠弘 主任研究員らは、日本アイソトープ協会と共同で、がん治療の一つである遠隔操作密封小線源治療を行う際の照射量を正確に評価するために必要なガンマ線基準空気カーマ率の国内のトレーサビリティーを確立したとのことです。
<今後の展開>
 今後は線源形状の違いによる井戸形電離箱の応答評価などを進め、国内におけるトレーサビリティーの対象範囲の拡大や利便性の向上を図っていく予定である。

http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2016/pr20160209/pr20160209.html


可視光全域の波長をカバーする、世界で初めての標準LEDを開発
~次世代照明の高精度な特性評価を目指して~

<概要>
 産業技術総合研究所物理計測標準研究部門光放射標準研究グループ 中澤由莉 研究員、丹羽一樹 主任研究員、神門賢二 主任研究員と日亜化学工業株式会社は、共同で、可視光全域をカバーする標準LEDを、世界で初めて開発しました。
<今後の展開>
 LEDの製造・開発の現場において、この標準LEDを用いることで、固体素子照明の高精度な特性評価が可能となり、製品開発の加速や性能向上への貢献が期待できるとのことです。
 日亜化学工業は、今回開発した標準LEDの量産化に向けた準備を進める予定であり、産総研では、今回の標準LED開発で用いたスペクトル精密測定技術をさらに発展させ、面発光光源や紫外光・赤外光領域における光源の評価技術の研究開発を行っていく予定とのことです。
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2016/pr20160202_2/pr20160202_2.html


シリコンフォトニクスの画期的な光入出力技術を開発
~独自の表面垂直結合で光と電子の集積実装に向けて大きく前進~

<概要>
 産業技術総合研究所電子光技術研究部門3次元フォトニクスグループ 榊原 陽一 研究グループ長、吉田 知也 主任研究員らは、従来難しいとされてきた、シリコン光集積回路への光ファイバーや光部品の表面実装を容易にする光結合技術を開発しました。
 データセンター内外の短中距離大容量光通信や半導体チップ間信号伝送などの光インターコネクションへの応用が期待されています。
 <今後の展開>
 今回開発した技術は、ウェハ段階での検査用途に直ちに応用可能な特性を持っている。特に波長依存性、偏光依存性、入射角度依存性が小さいという特性は、検査技術の機構的許容度を大幅に増すので、検査用途から実用化を目指し、また、各種光部品の表面実装のための要素技術の開発も順次進めていくとのことです。

http://www.aist.go.jp/aist_j/new_research/2016/nr20160128/nr20160128.html


■世界最高水準の耐環境特性ゴム材料を開発
~単層
CNT添加で耐環境特性を改善、材料の適用範囲を飛躍的に拡大~

<概要>
 NEDOプロジェクトにおいて、単層CNT融合新材料研究開発機構(TASC)と産業技術総合研究所は、ゴム材料に単層カーボンナノチューブ(CNT)を加えることで、世界最高水準の耐熱性、耐熱水性、耐酸・耐アルカリ性などの耐環境特性を持つゴム材料を開発しました。
<今後の展開>
 今後、石油掘削装置などのシーリング、自動車などの金属ガスケット代替、化学プラントの高温部シールへの適用や、燃料輸送への適用など、ゴム材料の適用範囲の飛躍的な拡大が期待されています。
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2016/pr20160125_2/pr20160125_2.html


最高レベルの発光効率と色純度を持つ有機ELディスプレー用青色発光材料を開発

<概要>
 関西学院大学の畠山琢次 准教授らはJNC石油化学株式会社 市原研究所と共同で、最高レベルの発光効率(電気を光に変換する効率)と色純度を持つ有機ELディスプレー用青色発光材料の開発に成功しました。
 発光効率と色純度に優れた有機ELディスプレー用発光材料の開発が求められている。
窒素とホウ素というありふれた元素の特性を生かして、最高レベルの発光効率と色純度を持つ青色発光材料(DABNA)の開発に成功した。
<今後の展開>
 DABNAは、ホウ素、窒素、炭素、水素というありふれた元素のみからなり、市販の原材料から短工程で合成できることから、理想的な有機ELディスプレー用の発光材料として近い将来での実用化が期待されます。また、ホウ素と窒素の多重共鳴効果を用いる分子デザインは、今後の有機EL材料開発の新たな設計指針になると期待されています。
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20160212-2/index.html


貴金属、レアアースを使わない高性能排ガス触媒の開発に成功

<概要>
自動車の排ガス触媒としてプラチナなどの貴金属やレアアースが使われていますが、資源枯渇の観点から、使用を控えていく必要に迫られています。東北大学の原子分子材料科学高等研究機構の藤田武志 准教授は、物質・材料研究機構の阿部 英樹 主幹研究員と共同で、貴金属(レアメタル)や希土類元素(レアアース)を一切使わない高性能排ガス触媒、ナノポーラスNiCuMnO金属複合化合物を開発しました。
<今後の展開>
この触媒は、合金粉末を酸に漬けるだけで作製できるため、大量生産が可能で、また、得られた触媒の設計指針を応用した、さらなる高性能な排ガス触媒の開発が期待されます。
 今回得られた触媒設計指針に基づいて、さらに高活性で高耐久性のある自動車排ガス触媒へ取り組み、数年内の実用化を目指し、本研究で得られた触媒設計指針を参考にして、メタン転換触媒(メタンから有用なエネルギー資源へ変換)への応用にも取り組んでいくとのことです。

http://www.jst.go.jp/pr/announce/20160203/index.html


大気中で安定的に取り扱うことができる二層シリセンの合成に成功
~電子デバイスや二次電池電極材料への応用に期待~

<概要>
 シリコンが蜂巣格子状に組んで形成した一枚の原子シートであるシリセンはグラフェンを超える新機能材料として期待されていますが、大気中で酸化分解してしまうという課題がありました。株式会社豊田中央研究所の中野秀之主席研究員らのグループは、シリコンが蜂巣格子状に組んで形成した一枚の原子シートであるシリセンから二層構造のシリセンを合成することに成功し、さらに化学的安定性の高いナノシリコン材料であることを明らかにしました。
<今後の展開>
 二層シリセンの合成に成功したことで、気相成長のみに限定されていたシリセンの合成手法に新しい指針が加わりました。
Zintlシリサイドの研究は古くから行われており、多くの化合物が報告されています。これらの金属部をアニオンにより安定化することで、さまざまなシリコン相が得られると予想され、さらに、シリコンサイトを他元素置換することによって、金属や半導体などの物性を示す可能性があり、電子デバイスや電極材料に向けた設計・合成が期待されています。

http://www.jst.go.jp/pr/announce/20160205/index.html


ナノ粒子を利用した太陽熱による高効率な水の加熱に成功
~セラミックスのプラズモン共鳴を用いた太陽熱利用の促進に期待~

<概要>
 物質・材料研究機構国際ナノアーキテクトニクス研究拠点(MANA)ナノシステム光学グループの石井智MANA研究者、長尾忠昭グループリーダーらの研究チームは、遷移金属窒化物や炭化物のナノ粒子が、太陽光吸収効率が高いことを数値計算で明らかにし、実際に窒化物のナノ粒子を水に分散させた実験で水温上昇速度などが速いことを確認しました。
<今後の展開>
今後、この成果を床暖房や給湯および汚水や海水の蒸留などに応用することを検討しています。これら以外のナノ粒子の応用として、高分子とナノ粒子とのハイブリット材料の開発や、ナノ粒子を介した化学反応の促進などにも取り組んでいます。

http://www.nims.go.jp/news/press/2016/01/hdfqf10000074jza-att/p201601250.pdf


曲げても正確に測れる圧力センサーの開発に成功
~ゴム手袋など柔らかな曲面上に装着しての計測が可能に~

<概要>
 東京大学大学院 工学系研究科の染谷 隆 教授、リー・ソンウォン博士研究員らの研究グループが、曲げても性質が変化しないフレキシブル圧力センサーの作製に世界で初めて成功したと発表しました。本研究は、JST戦略的創造研究推進事業(ERATO)の「染谷生体調和エレクトロニクスプロジェクト」の一環として、米国ハーバード大学のジーガン・スオ(Zhigang Suo)教授のグループとの共同研究で進められたものです。
<今後の展開>
 今回開発されたフレキシブル圧力センサーをゴム手袋のような柔らかい曲面上に装着すれば、圧力を高精度に計測できるようになるので、乳がんのしこりの触診を定量化するなど、ヘルスケア、医療、福祉、スポーツなど多方面への応用展開が期待されています。

http://www.t.u-tokyo.ac.jp/foe/press/setnws_20160126141007457986881185.html
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20160126/index.html


ピリジン型窒素が炭素触媒の活性点を形成する
~レアメタル白金に代わる燃料電池触媒開発への大きな発見~

<概要>
 筑波大学数理物質系 中村潤児教授、近藤剛弘准教授、郭 東輝(Donghui Guo)研究員らが、燃料電池電極用炭素触媒の活性点を形成する窒素種を特定したと発表しました。
<今後の展開>
 本成果により、グラファイト系炭素材料を用いた燃料電池電極触媒の設計指針が明確になり、白金を代替する触媒開発の道筋が切り拓かれるとのことです。

http://www.tsukuba.ac.jp/attention-research/p201601220400.html


新技術でカーボンナノチューブを容易に分離させることが可能に!

<概要>
 九州大学大学院 工学研究院 応用化学部門 中嶋研究室の利光 史行 客員助教らが新技術によるカーボンナノチューブ分離に成功しました。
<今後の展開>
 この新しい手法は、水素結合による超分子ポリマーを用い、単純な攪拌と溶媒の極性を換えるという方法です.この新しい手法で、高品質で長い単層カーボンナノチューブを生産することが可能となり、ナノチューブを長さや構造により分類することも可能とのことです。

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2016-01/kui-npe012016.php
http://www.chemeurope.com/en/news/156491/new-process-enables-easier-isolation-of-carbon-nanotubes.html


◆イベント・セミナー等の紹介
共創型新分野ビジネス創出セミナー

 
オープンイノベーションが、再び、脚光を浴びているようです。特に経営陣の間で関心が高まっていると聞いています。ところが、具体的に取り組むとなると課題が多いとも聞いております。
 本セミナーは、オープンイノベーションに取り組みたい大企業と世界最先端の技術を持つ中小企業との連携による新分野ビジネス創出を目指して開催いたします。

□開催概要
【日時】
平成28年3月4日 13:00~17:00
【場所】
東京YWCA会館1階カフマンホール
    東京都千代田区神田駿河台一丁目8-11東京YWCA
会館
【参加】無料 但し、申し込み必要

□プログラム
 ―第1部 オープンイノベーション、今、先進企業では
  ▽大阪ガスのオープンイノベーション  
   大阪ガス株式会社 イノベーション推進室長 松本毅 様

  ▽デンソーの新事業創出とオープンイノベーション 
   株式会社デンソー 技術戦略企画室 担当部長 沼澤成男 様

  ▽中小企業と大企業の連携による中小企業の成長戦略
   イノベーション・エンジン株式会社 代表取締役 佐野睦典 様

  
NBCIのプラットフォーム事業紹介 事務局長 伊藤和典

 
2部 ご存知ですか?新たな大学等研究機関の企業サポートシステム
  科学技術振興機構 様々な産学連携支援機能の紹介
  物質材料研究機構 新しい取り組み「NIMS・パートナーズ倶楽部(NPC)」

 第3部
突出した技術を持つ中小企業8社から、その技術を紹介


【申込・詳細】
3月4日 共創型新分野ビジネス創出セミナー



先端加工技術講演会『素材革命で広がる3Dプリンター技術の最前線』

 
最近、マスコミで取り上げられることが多くなった3Dプリンター(3次元積層造形技術)の最新動向と有望な用途等、今後の発展の方向が明らかになります。

開催概要
【主催】一般財団法人先端加工機械技術振興会
【日時】
平成28年2月26日(金)午後1時~午後5時20分
【場所】日本工業大学神田キャンパス 多目的ホール
   最寄駅:地下鉄「神保町」、「九段下」
       
JR「御茶ノ水」「水道橋」
【参加】事前申し込み必要
【参加費】有料(一般:
7,000円、賛助会員:3,000円、学生:2,000円)
   ※詳細、申し込みは下記のURL
を参照

   http://www.amtda.or.jp/pdfshiryou/kouenkai2015.pdf


■■産総研 公開シンポジウム
~ オープンイノベショで強みを増す超電導技術 ~

開催概要
日時2016年3月23日(水)13:20-19:00
場所有楽町朝日ホール(有楽町マリオン11階)
【参加】事前申し込み必要
    https://www.tia-nano.jp/pdf/tianews_160323.pdf
   <意見交換会>
      17:40 19:00会費3,000円/人(予定)
      
有楽町朝日ホール(スクエアB)
       


■■
“材料データマイニング”技術が生み出す新たな素材開拓スキーム■
~機能材料コンピュテーショナルデザイン研究センター設立記念シンポジウム~

 産業技術総合研究所は、平成27年11月「機能材料コンピュテーショナルデザイン研究センター」を設立しました。本研究センターでは、計算シミュレーション結果を活用する材料データマイニング技術を確立し、ラボ・ファブのIT化を目指しています。新センターの設立を記念して開催する本シンポジウムでは、同研究センターでの研究紹介に加えてセンターとの関連のある分野の方々を国内外からお招きし講演いただきます。

□開催概要
【日時】2016年3月17日(木)13:00~18:00
【場所】コクヨホール  東京都港区港南
1-8-35
【参加費】無料 定員
300
【参加申込・詳細情報】
https://www2.entryform.jp/cd-fmat/
 https://www.aist-renkeisensya.jp/info/index.php?mode=detail&code=699

 チラシ:
https://www.aist-renkeisensya.jp/data/doc/1454910448_doc_0.pdf


■■バイオ&計測実践セミナーⅡ(3月15日

 産業技術総合研究所ナノプロセシング施設(NPF)と筑波大学微細加工プラットフォームは、昨年9月に引き続きバイオ&計測実践セミナーⅡを開催いたします。前半では、バイオイメージングに関する基礎から最新の技術の紹介、後半では、バイオデバイスに関する最近の研究成果の紹介を致します。
産学官いずれのご所属にかかわらず、多くの皆様のご参加をお待ちしています。

□開催概要
【主催】産総研 ナノプロセッシング施設(
NPF)、筑波大 微細加工プラットフォーム
【日時】2016年3月15日(火)12:55~17:30
【場所】産業技術総合研究所 臨海副都心センター 別館
11F 会議室1
【参加費】無料
【定員】
90名(*先着順)
【参加申込方法】
E-mail*下記URLをご参照ください
 http://www.open-innovation.jp/npf/training/h27-6/book/index.html
【参加申込締切】
2016年3月14日(月)15時まで
 http://www.open-innovation.jp/npf/training/h27-6/index.html


■■第5回 最先端の顕微鏡と理論計算に関する国際シンポジウム(AMTC5


□開催概要
【主催】一般財団法人ファインセラミックスセンター(
JFCC)、ナノ構造研究所
【共催】文部科学省 科研費新学術領域 「ナノ構造情報のフロンティア開拓-材料科学の新展開」
【後援】一般社団法人ナノテクノロジービジネス推進協議会(
NBCI
【日時】平成28年5月11日(水)~13日(金)
【場所】
愛知県産業労働センター(ウインクあいち)2F大ホール、5F小ホール(名古屋駅前)
【参加登録・プログラム】
http://amtc5.com/


■■「ものづくり企業トップに聞く2016年の戦略」

 近年の製造業を取り巻く環境変化にどのように対応すれば良いのか、経済産業省ならびにものづくり企業の研究開発部門トップの方々から、ものづくりメーカーの管理職・研究者の方々に最新の動向や事例を紹介いただきます。

□開催概要
【主催】株式会社新社会システム総合研究所
【後援】経済産業省
【日時】2016年2月23日(火)13:00~17:00
【場所】
日本橋ライフサイエンスハブ
【参加】申し込み必要、
2,000
 http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_16071.html


■■「成功する新規事業開発とものづくり」

 新事業の創出に向け、成長産業をどのように見据え、ビジネス展開して行けばよいのか、経済産業省ならびにものづくり企業の研究開発部門トップの方、情報収集のプロの方から、企業の開発や企画部門の方々に最新の動向や事例を紹介いただきます。

□開催概要
【主催】株式会社新社会システム総合研究所
【後援】経済産業省
【日時】2016年3月23日(水)13:00~17:00
【場所】
日本橋ライフサイエンスハブ
【参加】申し込み必要、
2,000
 http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_16072.html



■■新川崎・創造のもりNANOBIC

3月2日マルチチップマイクロ流路 試作実習会
 川崎市では、産学連携を進める新川崎・創造のもり地区において、大学の保有する先端機器の利用開放を行っております。
 今回、「NANOBIC」に設置している先端研究機器を知っていただき、今後、より効果的にご活用いただくため、企業の方を対象とした「マルチチップマイクロ流路試作実習会」を開催します。

□開催概要
【主催】公益財団法人神奈川科学技術アカデミー/川崎市
   
4大学ナノ・マイクロファブリケーションコンソーシアム
【日時】2016年3月2日(水)9:45~16:00※実習時間5時間程度
【場所】
新川崎・創造のもり「NANOBIC」(幸区新川崎7-7)
      (JR新川崎駅から徒歩15分)

【講師】東京大学大学院工学系研究科 三宅亮 教授 他三宅研究室研究員
【実習テーマ】マルチチップマイクロ流路の設計試作と機能の観察
【参加費】無料 定員:
5名程度(先着)


2月25日川崎市ナノ・マイクロ技術支援講座<IoTの最新動向とセンシング技術への応用>
 今回は、「モノのインターネット(Internet of Things : IoT)」にスポットを当て、IoTを巡る最新動向と、小型環境モニタへの応用をテーマとしたセミナーを開催します

□開催概要
【日時】2016年2月25日(木)15:00-17:00
    
※講演終了後、交流会(参加費500円)開催
【場所】
新川崎・創造のもり「NANOBIC」(幸区新川崎7-7)
      (JR新川崎駅から徒歩15分)

【内容】
IoTを巡る最新動向と取り組みについて
     株式会社 富士通研究所 ネットワークシステム研究所
     シニアディレクター 奥山 敏 氏
    オンサイト水質モニタ~環境化学
IoTに向けた取り組み 
     東京大学大学院 工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻
     教授 4大学ナノ・マイクロファブリケーションコ
ンソーシアム 三宅 亮 氏
【詳細・お申込み】
http://www.hiia.or.jp/nano225.html




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◆【連載!神田のカルチェラタン】

~グローバル化とアイデンティティ~


 グローバル化とアイデンティティ
 今、アメリカの大統領選挙が面白いですね。その争点の一つにTPPがありますが、反対論が大勢の様です。TPPってアメリカが旗振り役で、ヒラリーさんも一役買っていたはずでしたが。
 一方の日本ではTPPに反対するエコノミスト等がいなくなったような気がしますが、アメリカを見習って本当に国民のためになるのか、考え直して見る必要があるのかもしれません。
 (編集長 馬田芳直)


nano2biz Magazine70号 カルチェラタン
~グローバル化とアイデンティティ~

 

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